ED(勃起不全)の種類と原因

確かに歳を重ねるとEDになる割合は高くなります。神経と血管のどちらかが、または両方が正常に働かなくなると、結果として陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まず、「十分な勃起が得られない=ED」が起こりやすくなります。

ED(勃起不全)といっても、いくつかの種類があります。種類によって、勃起不全の原因は違います。

器質性ED

50歳代に多いです。加齢に伴うものであれば、特に動脈硬化(血管が硬くなる症状)が原因と考えられます。動脈硬化になると血管が十分に拡がらないばかりか、血液の循環が悪くなります。そのため、陰茎海綿体にも十分な血液が流れ込まず、EDが起こりやすくなります。尚、糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病の人では、血管に大きな負担がかかるために、しばしば動脈硬化が進行していることがあります。そのため、結果としてEDが起こりやすくなります。また、喫煙や過度の飲酒も同様の理由から、EDを引き起こす原因と考えられています。

薬剤性ED

特定の薬の副作用でEDになることがあります。中枢神経などに作用する薬、循環器・消化管に作用する薬などで、具体的には解熱・鎮痛剤、抗うつ薬、血管拡張剤などが挙げられます。一昔前は、EDの原因はほとんどが心因性だと考えられていましたが、診断法の進歩にしたがって器質性や薬剤性、器質性と心因性の両方を伴う混合性があることもわかっています。

心因性ED

心因性EDを引き起こす主な心理的・精神的な要因には、「精神疾患」「現実心因」「深層心因」の3つがあります。

うつ病や躁(そう)病、不安神経症や統合失調症などの精神疾患が原因で、心因性EDになることがあります。

うつ病などの精神疾患がなくても、日常生活におけるストレスが原因でEDになることもあります。ずっと頭から離れない心配事があったりすると、脳が性的興奮を覚えなくなり、勃起障害が起こってしまいます。

日常生活から来るストレスではなく、心の奥に秘めた怒りや不安、トラウマといったものを「深層心因」と呼びます。

混合型ED

EDの現状をみると、ストレスだけが原因、あるいは動脈硬化の進行や神経に障害があるだけが原因ということは少なく、どちらの要素も合わさった混合型EDが多いと考えられています。特に、糖尿病や高血圧、外傷などに精神的な要素が加わってEDになっていることが多いといわれています。

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